「幸福学」…、ボールペンを加えた時の変な自分の顔…。   フリルンタオル誕生秘話その13

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 少し前の事です、テレビで見たのですが「幸福学」と言うものです。普段の生活で「あれもやらなければ、これも…、ああ、16時の出荷に間に合うだろうか…、やる気が出ないどうしても気分が乗らない…」「そういえば前に頂いた果汁100%のブドウジュースがあるちょっとあれを呑んでみよう…」なんて思ったりしていました。
 その「やる気にならない…」のを「やる気にする」「幸福学」と言うものをテレビで見ました。大股で早めに上を向いて早く歩く、ただ上を向くだけでも違う、又はボールペン、鉛筆などを加える、そうすると脳が騙されて笑顔になるというわけです。
 そのボールペンを加えるというものを早速実行してみました、鏡に映してその顔を見てみました。何かひきつっているようなお世辞にもいい顔とは言えません……、余りにも自分が想像していた顔とはかけ離れた馬鹿馬鹿しいというより滑稽であきれてやめました。
」と腕が抜けるくらい天高く腕を突き上げるのがいいようです。3回ほどやってみました、「やる気がない…」寝ぼけたことは言ってられない目が覚めた気分になりました。そしてこれは「幸福学」というより「気分学」の方がいいようにも思った次い第です。

 〇フリルンタオル誕生秘話その13  「都心に近い刑務作業所に依頼するが…フリルがどうして も平均に付かない…」

 2003年夏でした、北関東にある刑務作業所を訪れてから2年の歳月か流れていました、フリルンの縫製をお願いする待ちに待った作業所でありました。そこは神奈川県にあり、地下鉄の駅から徒歩で行ける都心に近いところでありました。主に若い青年が入っている刑務所内の作業所で1000人程が定員とのことでしたが既に定員をオーバーしているとこ事でした。

 白っぽいコンクリートで出来た建物が何棟も建っていました。 広々とした駐車場にはそこで消費する日用品や食品と思われる品々を搬入するのでしょう、大型のトラックが忙しそうに行き来していました。建物の回りは緑豊かな北関東のそことは違い、コンクリートの上に置かれた少しばかりの鉢植えの赤や黄色の草花が来る人の気持ちを和ませてくれているようでした。

 担当の方とお会いしました50代後半の真面目で静かな実直そうな感じの男性でした、ここはその現場を見せて頂くことはできませんでしたが、特にフリルを平均に縫い付けること等を事細かく説明させて頂きました。フリルが平均につくどころか一部分にまるで団子のようについてしまっているのです。今度こそ、次のロットこそ…といくら期待をしても待っても、どんなにこころ待ちにしてもこちらが思う様なものは出来てきませんでした。
「平均に縫製する」ことの難しさを心底知った時でもありました。これが最後までこちらの希望というか納得することはなくここでの作業は終止符を打つことになろうとはその時は夢にも思いませんでした。
 家族が猛反対する中で私は「はじめは上手く縫えなくても少し慣れればきっと。上手になる…」と人の言うことに耳を貸さず、ただ少しでも安くできないか、安くすればフリルンタオルは絶対に売れる…。売れるに違いない…、そんな一途な思いが走っていました。
 夫は凄く怒って「絶対に上手くはならないんだ、上手くなったころはそこを出てしまうからいつもいつも不慣れな人が縫うことになるんだ…」と、今考えれば全くその通りなのですが、熱くなっていた私はその事を理解しょうとも思っていませんでした。帰りに隣接しているそこで作った家具や小物を即売している店舗に寄りました。勿論指導を受けて作ったものでしょうが、タンス、小引き出し、机、椅子、小物などの主に民芸品が見事に出来上がっていました。

 

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