見事に外れた即売会で学んだ『初心忘れることなかれ…』でした。  フリルンタオル誕生秘話7(生地は見つかり試作はスタートする。)

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 先週の水曜日11月9日でした、あの両国にある国技館で取引先の信用金庫が主催する「産業フェアー、即売会」に初めて出店させて頂きました。が、見事に大外れの結果となりました。出展料が6万円売り上げがなんと数万円です。このような即売会ではこの22年間で最低の結果となりました。

 当社は一言でいうとお客様に馴染みの無いというか薄い、世の中に知れ渡っていない商品を販売している訳です…、勿論商品にはかなりの自信を持っているわけですから、どんなに時間がかかろうとも諦めるわけにはいきません…。例え(痒い所に手が届く)フリルンが300万個売れていてもそのくらいでは多くの人にとても認知して頂いてはいないわけです。今まで世の中に無かった商品はそのようなものだと思います、そのほかシミ、シワ、イボも取れる「セランピア」や抜け毛、増毛の「髪の幸せ」も同じです、ですからどうしても買う買わない以前に説明だけは聞いてほしいのですが、それが全く出来ないのです。聞いて頂けないというか取り付く暇もないのです、「わぁ~わぁ~」「きゃ~きゃ~」「ペチャペチャ」だけが通り過ぎます。隣の小間の靴下やハンカチが並んでいる100均のような店に主婦の方たちは殺到しています…。

 でも、大いに反省した日でもありました、このように即売会に出店させていただくようになってから20年余りが過ぎたわけですが、その間フリルンタオルはじめそのほかの商品も徐々に売れていくようになってそのことに慣れていってしまったように思います。フリルンだってはじめは買って頂けるどころか横目で「アハハっ」と笑われただけのものでした。それを諦めずに一人ひとりの方に「ちょっとごめんなさい…、背骨をこのように人に押してもらう、さすって貰うといい気持ちですよね、血行も良くなります、それと同じことがこのフリルンで自分で出来るんです、とにかくまず一個です、今日は特別価格になっています。」と、諦めずに続けた結果が今日のフリルンの結果なのです。それが今では「これってすごくいいのよ…」「これでなくてはだめなの…」「頼まれたの、どうしてもこれを買っていかないと」等など、有り難い事にファンがふえて下さったのです…、が、それは同じイベントに出店しているからこそなのです。

 全く新しいい開拓地ではそれは20年前と同じことの始まりであったのですそれを自分たちはすっかり忘れていたのです。このように納得していても人は弱いものです、体が言うことを聞きません…、早朝というか夜中の2時に起きてお弁当作りをしていた私はとうとうダウンしてしまい、会場にある升席で横になってしまいました。
 帰宅すると私たちの帰りを待っていた夫は「どうだったぁ~」と、「全然だめだったぁ~…」と元気のない私に「怪我もなく事故もなく無事にわって上等じゃないか…」と、全くその通りです。いつもは呑気ものそのものの夫にイライラしている私ですが今日のこの言葉は深く心に浸み込みました。「初心忘れることなかれ…」とはよく言ったものです。

 フリルンタオル誕生秘話その7(生地は見つかり、さあっいよいよ試作が始まりますっ…。)
 その繊維メーカーのM社は誰でも知っているよな大手企業です、私が誠意をもって精いっぱいぶつけてもきっと話も聞いてもらえないだろうと思いました。そうだ浄水器をかなり売っていることは知っているはずだ、浄水器の展示会でそのメーカーの担当者に何回かお会いしたことがある…と思いました。浄水器を仕入れている金物問屋Y社に先方の担当者を紹介して頂きお会いすることが出来ました。
 浄水器はその繊維メーカーのM社からY社へは直接でなく東証一部上場されている商社、T社経由できていました、T社のUさんとお話をさせて頂き試作に使う生地のお願いをしました、夢にまで見た生地は柔らかいのから固めまでよりどりみどリです10種類程がアッという間に集まりました。ああ、やはりあるところにはあるものなのだ…と、部屋いっぱいに広げられた生地を眺めた日を今でも覚えています。さあっ、いよいよ試作の始まりです、幅30センチの生地に幅5センチに同じ生地を幅5センチのリボン状に裁断したものを縫い付けていきました。
 その時人間にはどうも「五感」というものがあるようだ…、つかんだ時の体積、持った重さ、目で見た美しさ…、そのようなものがきっとあるに違いない…と思いました。早速店で売っているアカスリ10種類ほどを計ってみました、やはりそうでした軽いもので35グラム重いものが50グラム近くあります。重さをこの平均に持っていかなければならないと思いました。

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